〔回想〕サラリーマン記 13
前回の回想サラリーマン記12話目の続き…。
読んでいただける方は、12話を先に読んでいただいた方がわかりやすい内容になっています。
意味不明な理不尽な迫害を受けた、2006年夏の終わり。
こちらの意図しないうちに、ものごとは動いていた。
上司は東京からの指示に従うのみ。
それも、情けなかった。
サラリーマンだから、仕方ないか…的な、思いもあった。
それが、「○○に引き継げ」とまで指示が来たのだった。
読んでいただける方は、12話を先に読んでいただいた方がわかりやすい内容になっています。
意味不明な理不尽な迫害を受けた、2006年夏の終わり。
こちらの意図しないうちに、ものごとは動いていた。
上司は東京からの指示に従うのみ。
それも、情けなかった。
サラリーマンだから、仕方ないか…的な、思いもあった。
それが、「○○に引き継げ」とまで指示が来たのだった。
いやぁ、ことが収まることはなく、現実的になってきたと思ったら、
引き継ぐ人の指定までしてきた。
それを聞いて、マズイと思った。
東京側が、デキルと思って指定してきた営業は、実際は、そうでない営業だった。
私は、それまで、社内の営業の人は、みんなできる人ばかりだと思っていた。
が、2006年夏が始まる前に、私の担当していた企業を奪った営業は、お世辞にもデキル営業ではなかった。
(具体的には書きませんが、)こんなヤバイ営業に出会ったのは初めてだった。
人間的には、とても素晴らしい人だったのですが、仕事をしない営業だった。
それなのに、大きな案件があるというだけで、担当したいと立候補されて、担当を奪ったのでした。
少しだけ述べると、夏の初めに引き継いだはずなのに、結局、年が明けるくらいまで、私が対応していた…。
大規模案件の他にも、常時動いている案件が多々あり、大規模の提案案件は、どうなろうと、お客さんに迷惑を掛けない(ダメと判断されれば、失注するだけなので)から手を出さなかったのですが、動いている案件は、お客さんに迷惑が掛かるので手を出さないワケにはいかなかったのです。
お客さんが問い合わせをしても回答しないから、結局、私の所に電話が来たり依頼が来たり、と言うのが、続いたのでした…。
そんな営業の方に、もう1つの企業も引き継げと、東京側が言ってきたので驚いた。
それだけは、阻止しないといけなかった。
全てが台無しになってしまうのは目に見えていた。
上司を説き伏せて、なんとか、それだけは阻止することができた。
がっ、それだけでは、終わらなかった…。
次回に続く…
〔回想〕サラリーマン記1
〔回想〕サラリーマン記2
〔回想〕サラリーマン記3
〔回想〕サラリーマン記4
〔回想〕サラリーマン記5
〔回想〕サラリーマン記6
〔回想〕サラリーマン記7
〔回想〕サラリーマン記8
〔回想〕サラリーマン記9
〔回想〕サラリーマン記10
〔回想〕サラリーマン記11
〔回想〕サラリーマン記12
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