からたくブログ

大学卒業後、大阪で5年半サラリーマン(通信業)をした後にアフリカ(ナミビア)で1年間ボランティアをしました。2008年12月に日本に帰ってきたら、(希望する)就職先が無く将来を考えて(考えぬいて)、2009年5月から国家資格取得を目指しています。
(いちおう)東京都内(八王子市)に区分所有の築18年(購入時)のワンルームの激安マンション(駅から徒歩13分)を(家賃の支払いを無くすために)現金で購入。そこ(夢のマイホーム)を拠点として、勉強を始めました(もう後戻りできません)。将来の夢の(目指せ)年収1億円の為に難関資格(?)と言われている「不動産鑑定士(試験は7月末)」の最短(1年間)取得(2010年合格)に向けて(毎日ブログを更新しながら)日々勉強に励んでいます。

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〔回想〕サラリーマン記 5

海外研修に2度行っていると、社内では「できる営業だ」とか、「すごい営業」とか言われたりします。


しかし、自分で「できる営業」だと思ったことは一度もありません。
(できる営業になりたい、とは常に思っていましたが…。)


なので、「できる営業だ」とか言われると、腹が立つのです。
「私の何を知っているのだ…」、と。
実際、私の営業の現場を見たこともないのに…、と。


やはり、大事なのは、海外研修に2度行ったと言う結果ではなくて、プロセスなのだと思います。
そのプロセスを知らずに、相手を判断するのはよくないのです。


でも、実際に、他の人が、どのような営業をしているか、そのプロセスは全然分からない(分からなかった)のが現状でした。
プロセスなんて、どうでも良い、数字さえあげれば良い、という上司もいますが、その考えには賛成できません。

やはり、過程が大事なのだと思います。


1年目のときのSE時代、素晴らしい先輩にめぐり合えて恵まれていましたが、
営業になった時にも、また素晴らしい先輩に、めぐりあえました。


その先輩から教わったことは、営業は恋愛と一緒だ、ということです。

それを言われたときは、まだ意味が良く分かりませんでした。
後に、色々と実感できました。
この言葉を、ずっと意識して営業をしていました。
そして、とても役に立ちました。
営業になって、すぐの時に、この言葉に出会えて、良かったとつくづく感じています。



ただ、この言葉をはきちがえて、失敗をひとつしました。
できる営業とは、素晴らしい女性を口説く人なんだと勝手に解釈をして、
その当時、隣に座っていた女性を口説いたのです。
(社内で一番と言える女性だと思っており、まぁ無理だろうなぁ〜と思いながら…。)
軽い気持ちで口説いたにもかかわらず、その後、深みにはまってしまったのです。
時間を掛けて、戦略を練ってアクションした結果、なんと、うまくいってしまったのです。
ただ、中途半端な関係のまま、遠距離恋愛になり、仕事が忙しくなり、フォローできずに、終焉をむかえる結果となりました。
私は、忘れることができずに、引きずり約二年間、新しい恋ができなかった。

アフリカに行くことになった応募を出した要因のひとつに、このことがあったのは間違いありません。
(今となっては完全に断ち切れていますが、と言うかアフリカに行くことが決まる前には、吹っ切れていました。)



と、またまた話がズレてしまいましたが、「営業とは恋愛みたいなもの」と言うのは、まさに、その通りなものだと営業をしていて身に沁みて感じました。

自分なりの、「営業とは恋愛みたいなもの」の解釈は以下の通りです。


お客さんを異性と仮定して、どのように口説くか、どのように落とすか、が問題となるのです。

恋愛を出来る状況になったら、色々な手を尽くす。
相手が落ちるまで。
その方法は、相手によって変わるし、同じ手法を別の相手には使えなかったりする。

いわば、営業は恋愛ゲームをしている様な物で、それを楽しまなければならない。

関係が築けたら、お客様は恋愛対象だと思わないといけない。
そして、恋人になる為には何をしないといけないのか。
信用されるまでの道のりは、そう容易くない。
同業の他社が居れば、自社を恋人に選んでもらわないといけない。


つまり営業の手法は、決まりきった手法なんてなくて、その相手に合わせないといけないのだ。
結局、実際は、お客さんも人間であり、駆け引きをしないといけないのだ。


もちろん、恋愛をする前の準備段階は必要で、それは全ての状況に於いて変わらないと思う。
例えば…
・クイックレスポンスをする
・相手の現状の問題点を把握する
・約束を守る
・相手の役に立つ事をする
・相手の社内状況を把握する
等の内容は、当たり前の準備段階でなのである。


と言うことで、続きは、明日で…


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