からたくブログ

彼自身も、任期短縮で帰国したかったみたいだ。
ただ、この協力隊と言うもの、出発時には地元の新聞にも載ったりして、その地元の近所付き合いが密接な地域だと、途中で帰国することは、何か途中で投げ出して帰ってきたみたいで、良く思われない。

それを気にして、2年間、耐えたみたいだ。
楽しいことは皆無に等しいみたいだったみたいだ。
(居て意味のない所に居続ける辛さは、良く分かる。)

そんな中、飲み会で、他の人は楽しい話のみで、居たたまれなくなったのだろう。
途中で席を立って帰ってしまった。

僕は追った。

銀座の路上で話を聞いた。聞くことしか出来なかった。
うまい言葉を掛けてあげることが出来なかった。

自分が思っていたことを言葉にしていた。
共感できることが多く、僕も泣いてしまった。

まばらであるが通行人がいても、気にせずに抱き合って泣いた。

矛盾が多すぎる、ボランティア。
何の為に行っているのか分からなくなること多々ある。


色々と賛否両論がある議論であるが、人それぞれ感じ方は違うし、答えはひとつでないのだと思う。

自分で選んだ道といえば、それまでである。


人生の2年間は短いと言えども、それを拘束するシステムはおかしい、とつくづく感じられました。


うまく、まとめられないけど、そんな感じで、また、いつか、その彼に会いたいと心から思った。